小春日和(和小物・着物・着付)■着物の着付【初級】8.展示会へのお誘い


展示会へのお誘い

 着付教室で、展示会のご案内を頂くこともあると思います。どうしようかと迷いますね。「行ったら買わされるかも・・・」「勧められると断れない性格だから・・・」など。心構えと注意点をお伝えいたします。

 

目的を決めましょう

 展示会へのお誘いは不安もあるでしょうが、足を運ばれるとお勉強になることが必ずあります。教本にも色々書かれていますが、実際に目で見てみると違い等がよくわかりますね。呉服店の展示会ですと「お勉強で」ということはなかなか難しいと思いますが、しかし着付教室の展示会でしたら、あくまでも「授業の一環として」ですので、勉強が目的です。先生もそのことはよく心得ていらっしゃいますので安心できます。何か和装品で気になるものがありましたら、事前に先生に聞いてみておくと良いですね。見てみたい、触ってみたい、自分に似合う着物の色柄を知りたい・・・なども伝えておきましょう。

 

財布の紐はしっかりと

 展示会等で商品を見ていると、感覚が少しずつずれてきてしまいます。何十万もする着物はとても買えません。・・・と思っていても十万円を切っている商品を見ると「これは安い!」などと思ってしまいがちです。その商品がお買い得かどうかは判断のできる眼を持っていないと、なんとも言えませんね。販売員の方のセールストークに負けないように、自分の意思をしっかりと持っていれば大丈夫です。
 それでも、どうしても欲しくなった時は「これはあと何年着られる?」「自分の手持ちのものと上手にコーディネートできる?」「本当に私の好み?」などと、自分に問いかけてみましょう。ひとつでも何か引っかかることがあれば見送った方が良いですね。せっかく購入しても、その引っ掛かりの為に箪笥の中で出番が回ってこないことも起こりますので・・・。(ハイ。私は経験者です。)

 

帯締一本でも・・・

 着物のコーディネートは少しの色の濃淡でも雰囲気が全く変わってきますね。色の記憶は曖昧です。確かこのくらいの色だったわ・・・なんて思っても違っていることがほとんどだと思います。帯締一本でも結構なお値段がしますね。お買い物に失敗したら悲しくなってしまいます。失敗したお買い物ですと、きっとそれは使われることがないでしょう。出番はありません。そうならないように、何か買いたい小物があれば、それに合わせたい着物や帯を持参するようにしましょう。展示会場で、着物と帯を広げさせて頂き、その上に帯締や帯揚、半衿等を乗せてコーディネートしてみましょう!楽しみながらのお勉強になりますし、完璧なコーディネートは自信を持って着ることができます。荷物になって大変かもしれませんが、あとで後悔はしないお買い物になります。着物の残布があれば残布でも良いですね。私はいつも 生徒さんにそうのようにお伝えしています。

 

一人ではなく

 展示会へ行かれる時は、必ずお仲間と一緒に行きましょう。断りきれない時にお互いに助けてもらいましょう。「そろそろ時間だわ」「子供の迎えの時間に間に合わないわ」「似たようなものを持っていたわよね」「雰囲気が貴女らしくないわ」など、困っていそうでしたらお互いに助け合いましょう。お若い方でしたら、お母様とご一緒も良いですね。お母様のお立場でしたら、娘さんに着させたい色柄もあるでしょうし、いろんな発見もできるかもしれません。また、運が良かったら、お母様がプレゼントしてくださるかもしれませんね。
 私にもありました。着付け学院主催の展示会ではありませんでしたが呉服展示会へ母といった際、、母と私の好みが違い、結局二枚の着物を買ってもらいました!今は亡き母との懐かしい思い出です。

 

仕立てをお願いする時

 運が良く、お好みの着物などに出合った時はお仕立ての注文をすることになりますね。いつものお抱えの仕立て屋さんへお願いする時は必要な裏物も購入しておきましょう。すぐに仕立てに出せますし、後で裏物を合わせようとすると、面倒になったり合うものを見つけられなかったりということがあります。

 

 展示会場でお仕立てをお願いする時の注意点をお伝えしますね。初めてご自分の着物を仕立てる時は採寸して頂く訳ですが、新人さんにお願いしないでベテランさんに採寸をして頂きましょう。体形によっての配慮等も大切です。ちょっとしたことで着易くも着難くもなってしまう仕立寸法です。大切な採寸は、熟知している方にお願いしましょう。

 

 以前にも着物を作ったことのある方は、必ず前に仕立てた着物の寸法に合わせてお願いしましょう。その着物が着難いようでしたら、その箇所を変えて 他は寸法を統一しましょう。呉服店によってはその都度採寸をしてくださるところもありますが、着物の寸法が統一されていないと、着物と長襦袢の寸法がそれぞれ違ってしまいますね。この着物に この長襦袢を合わせたいと思っても、あわせることができなくなってしまう可能性があります。

 

 大切なのは、裄丈(袖巾+肩巾)と袖丈です。身幅は多少変わっても問題はありません。全て「着物寸法」から割り出しますので、ご自分の着物寸法をしっかり覚えておきましょうね。当日、寸法が分からなければ後日連絡をしましょう。その際は必ず書面に控えをもらうようにしてくださいませ。仕立てあがってから 寸法が違った時、口頭だけでは何も証拠がありません。お直し料がかかってはもったいないですから、キチンと対処できるようにしておくことも大切です。ご自分の手帳等に「私の寸法表」を記載しておきますと便利ですね。

 

裏物の価格と仕立料金

 展示会で見つけた着物や帯は、あくまでそのものの価格です。当然、着物の裏物(胴裏・八掛・衿裏・背伏・羽裏など)や仕立代がかかってきます。この金額が意外とするのです。ですから、商品についている価格プラス何万円かはかかります。購入を決めるときには必ずトータルの価格を教えて頂いてからにしましょうね。帳場(会計)に行ってから「えっ?こんなにするの?」とならないように・・・。
 中には裏物や仕立て込みの価格になっているものもありますが、仕立て上がるまでにかかる金額のことは常に頭に入れながら商品を見るようにしましょう。

 
 

 展示会に行って何も買わないと、また断ると先生のご機嫌が悪くなる・・・、その後のお授業で冷たい態度をとられた・・・などという話も聞きますが、これは学院の体制に問題アリと思います。または先生のお人柄によってということですね。大変残念に思います。
 このような経験をされないためにも、入学前に調べられるのであればネットの口コミなどであらかじめ調べておくことも大切ですね。無理に押しつけられた場合にはキャンセルもできますので、諦めずに勇気をもってキャンセルの手続きを行ってくださいね。

 

line


着物着付け小物・和装小物の詳細
icon肌襦袢
icon裾よけ
icon和装ブラジャー
icon足袋
icon腰紐
icon伊達締め
icon着付けクリップ
iconコーリンベルト
icon帯板
icon帯枕 icon衿芯 icon補整
icon三重紐 icon帯締・帯揚 icon帯留 icon三分紐
icon半衿 icon重ね衿 icon懐中時計 icon根付・ストラップ
icon日傘 icon和傘 icon手提げ・バッグ icon草履・下駄
icon撫松庵 iconかんざし icon扇子 icon扇子香(白檀・ローズ)


  

着付け初級 着付け中級 着付け上級 浴衣着付け 振袖着付け 帯結びテキスト 小春堂 小春のこだわり Blog