小春日和(和小物・着物・着付)■祝儀袋の決まりごと

祝儀袋の決まりごと

 祝儀袋には決まりごとがあります。面倒と思われるかもしれませんが「どうしてなの?」と少しだけ興味を持ちますと、とっても興味深い日本の心を知ることが出来ます。人の想いを包みに・・・。素敵なことと感動している私です。
 私が学んできましたことをまとめました。贈答の包み(包装)にも祝儀と不祝儀で包み方が違うのをご存知でしょうか?この熨斗袋の決まりごとを知ると、全てつながっていることが理解できると思います。

 

水引

 

祝儀

▼結び切り
 両端を引っ張ってもほどけない結び切りは、一度だけを願う贈答に使用。

▼輪結び
 引っ張ればほどけて結び直しができる蝶結びは、何度あっても嬉しい祝い事に使用。

不祝儀

▼結び切り
 両端を引っ張ってもほどけない結び切りは 、一度だけを願う贈答に使用します。
 不祝儀の袋も、これきりで続かないようにと、結び切りにします。熨斗もつけません。

 

外袋(裏面)

 

祝儀

▼下側を上に重ねる
 福がとどまりますように。

不祝儀

▼上側を上に重ねる
 悲しみがとどまらず流れますように。

 

内包みの包み方

 

祝儀

▼左からかかるように
 表に金額、裏に名前

不祝儀

▼右からかかるように
 表に金額、裏に名前と住所

 

墨の色

 

祝儀

濃く、かすれなく

不祝儀

薄く (涙で墨が薄くなりました…との現れ)

 

袱紗(ふくさ)

 

祝儀

▼打ち合わせ・・・左が上

朱などの華やかな色・柄  台付ふくさをお使いの場合は台を赤にして使用。

不祝儀

▼右が上 (着物の合わせと逆)

紺やグレーなど地味な色  台付ふくさをお使いの場合は台をグレーにして使用。

 

結婚祝い

 

heart 鶴の祝儀袋 ・・・ 新婦側のご招待を受けた方

 

heart 亀の祝儀袋 ・・・ 新郎側のご招待を受けた方

 

熨斗袋の由来

 

 鮑を薄く削いで乾燥させ 数本を束にした熨斗鮑は、古代から贈るものに欠かせなかったものです。やがて 中身の鮑は紙で代用されるようになり、熨斗鮑を包んだ包み方だけが残りました。それは更に進物のシンボルとして 掛紙や金封包みの上に 小さく印されるようになりました。最後には 「のし」の文字だけが残っているようなものもあります。
 


祝儀袋を熨斗袋とも呼ぶのはそこに由来しているそうです。

 

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