衿の仕上げ(2)
衿の出し加減については(1)をご覧くださいませ。
こちらでは衿元がゆったりするためのポイントや、
衿の位置を決める時の注意点をお伝えいたします。
衿の決め方
衿を立てた衿合わせと、寝かせた衿合わせの違いが分かりますでしょうか?
綺麗な衿合わせは衿を寝かせ、首周りをゆったりとさせます。
衿を立てますと首についてしまいますので、見た目も窮屈に感じます。
お写真でその違いをご覧くださいませ。
▼ 衿を寝かせた衿元
上下の写真を見比べて、違いがわかりますでしょうか?
肩から衿にかけての角度の違いです。
衿から肩にかけてなだらかになっている下の写真と、なだらかになっていない
上の写真との違いです。
上の写真は、衿部分が立っていますね。
衿が立っていますと、着物や半衿が顔に当たってしまいますので、
汚れにもつながります。
衿を寝かせてお召しになると、見た目にもゆったりとしていますし、
着物の衿が汚れることはほとんどありません。
半衿は皮膚が当たりますから汚れはつきますが、
立たせてお召しの時に比べ全く違います。
衿合わせは、ゆったりとさせるように着付けると良いですね。
またそれぞれ写真の中央を比べてみてくださいませ。 胸の上のあたり(衿の合わさっている部分)に違いがあります。 上の写真では、衿の合わさっている部分が膨らんで厚みがありますね。 下の写真では厚みもなく綺麗に落ち着いています。 衿を立たせると、合わせ部分にも影響してしまうのです。 衿の立ちは、合わせ部分も同じですから 当然ですね。
耳たぶの下から衿を寝かせるように着付をしますと、 衿合わせも綺麗に整います。 ご自分の首が短いと感じている方もいらっしゃると思います。 この「寝かす衿合わせ」を意識しますと、気にならなくなります。 首のせいではなく、着付方法で変わります。 一度気にしながら着付けしてみてくださいませ。
私も最初の頃はよく着物の衿を汚しました。
寝かせた衿合わせが出来なかったのですね・・・。
最初はきっと皆同じです。
常に「何故?」「どうして?」と気にしていると、答えは見つかります。
衿を汚さなければ、部分洗いに出すこともなくなりますね。
クリーニング代が浮きます。浮いたお金で小物が買えますね♪
冗談はともかく、一度お試しくださいませ。
衿元を綺麗に整える便利な小物
●伊達締め
ひと口に伊達締めと言いましても、タイプがいろいろとあります。
・ポリエステル素材の伊達締め
・ポリエステル素材の伊達締めに金具のついたもの
・正絹博多織の伊達締め など
※ 詳しくはこちらからどうぞ ・・・
伊達締め
●コーリンベルト
種類が豊富ですが、使用の際の大きな違いはありません。
留め具部分が金具のものと、プラスティックのものがあります。
プラスティックは年数と共に劣化することがありますので、
しばらく使わない状態のコーリンベルトは使用前に確認してみてください。
着付途中で折れてしまうこともよくあります。
金具もプラスティック同様、使用前に確認してみてください。
金具部分がちゃんと留められない状態になっていることもあります。
※ 詳しくはこちらからどうぞ ・・・
コーリンベルト
●衿芯
衿芯や半衿のつけ方、体型によっても違ってきますので、
お好きな方法を研究されるとよろしいですね。
※ 詳しくはこちらからどうぞ ・・・
衿芯
●半衿
半衿のつけ方にも注意したいですね。
※ 詳しくはこちらからどうぞ ・・・
半衿

初級















