肌着の着付けポイント
肌着は着物が着上がりますと全く見えません。しかし大切なポイントが沢山あります。着付けは見えないところを丁寧に仕上げますと 全体が綺麗に仕上がります。美しく仕上げる為には補整は欠かせません。その大切な肌着と補整について お伝えいたします。
衣文の抜き方と衿合わせ
衣紋の抜き加減は、着付け初心者にとっては大変難しいですね。少し衣紋を抜けるようになってきますと、抜けている衣紋から肌着がチラッと見えてしまっていることも出てきたり・・・。おしい!
衣紋を綺麗に決めるには、肌襦袢の着付けからしっかりと行っていかないといけません。肌着だからと甘く考えていると仕上がりに失敗!となってしまいます。肌襦袢は少し多めに衣紋を決めておきましょう。
美しい衿元の研究
美しい衿元に仕上げるには、主に長襦袢と着物がポイントとなりますが、衿元から肌襦袢が見えてしまっている!ということが無いよう、肌着の着付けも重要です。肌襦袢の着付け、そして補整、どちらも美しい衿元を作るための台座です。補整はしすぎても足りなくても衿元の崩れにつながります。ちょうど良い加減をつかんで美しい衿元を作りましょう。